ログキョウ

穏やかで自由な人生を歩みたい。そんなアラサー男性のブログ。

従業員へのサービスが悪い小売業・サービス業は今後どんどん淘汰されていく

 

企業の倒産が9年振りに前年度比で増加、9年前とはリーマンショックの翌年にあたる2009年です。

 

業種別では「サービス業」が6%増えたほか、「小売業」が3.8%増えました。

これは人手不足で人件費が高騰したり求人難となったりしていることや、消費者の節約志向が根強く続いていることが影響しているとしています。

特に人手不足が理由で倒産した企業の数は44%も増えて114件に上り、この5年間で最も多くなったということです。

 

特にサービス業や小売業が倒産件数が増えたとのこと。

私自身も小売業に従事していますが、この結果には納得します。なぜなら、従業員への給与や休みなどの待遇。すなわち従業員サービスが他業種と比較すると悪く感じるからです。

 

リクナビネクストで「サービス・販売・外食」の求人を検索すると1220件もの求人がヒットしました。勤務地も待遇も一切入れずに検索するとこれくらいの求人があります。

 

しかし、「サービス・販売・外食」+「年間休日120日以上」にするとなんと37件まで減ってしまうのです。

 

私が働いている会社も年間107日しか休日はありません。そして、決して給料も高くはありません。有給は年5日ほど使わせて頂いていますが、店舗によって有給消化が難しい店舗もあります。

 

勤続5年になりますが、だんだんしんどくなってきました。最初の1,2年はどうにかやる気は維持出来ましたが3年超えたあたりからモチベーションががくっと下がります。もちろん年間休日が少ないことだけがモチベーションの下がる原因ではありませんが、私の中では大きな理由の1つです。

 

現に、入社3年を超えた社員がかなり辞めています。

 

 

www.nikkei.com

 

 

そんな小売り業の中でもライフという会社はベアをしました。こちらは先月の日経新聞の記事です。

小売り業でもベア出来る会社があるんだなと、この記事を関心していました。そして、従業員満足度高める事を追求できる会社は淘汰される側ではなく、従業員を定着させる会社になるだろうと思います。

 

rocketnews24.com

 

上記の記事で飲食業界のホワイトランキングが発表されています。1位はびっくりドンキーを経営しているアレフです。

びっくりドンキー、美味いですよね。ホワイトな理由としては法令遵守の意識が高いからだそうです。有給消化率は61%と、飲食業の中ではかなり高い。求人を見ると年に2回は5連休が取れるそうです。

 

他の飲食業に会社で働いている人はびっくりドンキーに転職するだけでかなり待遇が上がりそうな気がします。飲食の経験があれば面接も通る可能性も高い。

 

 

同じ業界で今の会社よりも待遇が良い会社があればそちらに転職した方が賢明です。

現在は転職市場が売り手なので転職を意識している人も多いのではないでしょうか。気づいた人から先に転職しそうです。

 

従業員満足度を上げる事が出来ない、あるいは上げない小売業・サービス業は人手不足で確実に淘汰されていくでしょう。

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