ログキョウ

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子供の近視は進みやすいのでメガネは定期的に変えよう!【近視の原因も踏まえて説明します】

どうも会社員ブロガーのキョウです。

 

「子供の目が悪くなった?」

「去年作ったばかりなのに、もう視力が下がっている」

「学校の視力測定でCだった…大丈夫かしら」

 

そんな悩みをしている人に向けて記事を書いています。

この記事を書いている私は6年間メガネ屋で働いており、子供からお年寄りまで述べ1000人以上の視力を計っています。

 

そうして数多くの人に視力を計っていく中、お子様の眼を計ってご両親に結果をお伝えすると「え?そんなに見えていないの…?」

 

とショックを受ける方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、子供の近視がどんどん進んでいく事は正常ですのでご安心下さい!

 

この記事では「成長期の子供の近視は進みやすい事」「子供のメガネは定期的に変えた方が良い事」をお伝えしていきます。

 

(この記事は2014年に書いた内容を2019年に書き直しております)

 

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子供の近視が進みやすい理由

 

子供の近視が進みやすい理由を説明してきます。

 

まず、ものを見る仕組みですが、眼の中の「角膜」と「水晶体」で光を屈折させて、網膜で結像させる事でものを見ます。

 

しかし、光の屈折が強くて、網膜の手前で結像する状態が近視です。(ここ大事です!)

逆に光の屈折が弱くて、網膜の奥で結像する状態が遠視です。

 

近視と遠視に関しては日本眼科医会の記事で図付きで分かりやすく書いてあります!

参考記事→2.近視と遠視、どうちがうの?正視ってなに? | 子供が近視といわれたら | 目についての健康情報 | 公益社団法人 日本眼科医会

 

そして子供の近視が進みやすい理由ですが、成長に伴って眼球が大きくなるからです

 

眼球が大きくなると水晶体から網膜までの距離が伸びて(眼軸が伸びる)、幼いときと比べると網膜の手前で象を結びやすくなります。

 

 

だから、成長期の子供の近視はどんどん進んでいきます。

(※逆に子供の遠視はどんどん弱くなります)

 

子供の近視の原因は遺伝がほとんど

また、多くの場合は子供の近視は親の遺伝です。

 

よく、視力測定の結果をお母様にお伝えすると

「あんた!ゲームのしすぎなのよ!!」と叱っているお母さんがいます。(私も子供の時よく叱られました)

 

しかし、ほとんどの場合は眼球の大きさ(眼軸の長さ)が影響しているので、ある程度は近視になっても仕方ないと思ってあげてください。

 

また、ゲームや勉強などで近くを見すぎると眼が悪くなると言われていますが、こちらは「一時的」に近視の状態になります。(眼科の先生により諸説あります)

 

これを偽近視(仮性近視)と言います。

 

偽近視(仮性近視)に注意

子供に多いのが偽近視(仮性近視)です。

 

偽近視とは簡単に言うと、手元にピントを合わせる「ピント調整機能が過剰に働いている状態」です。

本来は手元を見るときだけピント調整機能が働きますが、手元を見る為の機能なのに遠くを見るときまで使っている状態です(子供は無意識です)

 

この判断はメガネ屋では出来ません。ですので、15歳以下の子供の場合は必ず眼科で視力測定をしましょう。

 

 

子供のメガネは定期的に変えよう

 

成長期の子供の近視が進むのは正常です。むしろ子供が成長している証だと思ってください^^

ではどれくらいの頻度でメガネを作り替えれば良いのか?

 

子供によって個人差はありますが、半年〜1年くらいが目安です。

 

ただ、学校の身体測定で視力も計っていると思うのでその結果を見てからで十分です。学校の視力測定で両目でC(0.3〜0.6)になったらメガネの購入を検討しましょう。

 

 

たまに、子供が見えていないのに親が放置した事でかなり近視が進んだ状態でご来店する方がいらっしゃいます。しかし、いきなり強い度数を合わせると慣れるのが大変です。

 

子供の事を思うなら学校の視力測定でCびなった段階で眼科に行く事がベストです。

 

 

おわり

 

以上です。

 

まとめると

①成長期の子供は視力が進みやすい

②偽近視に注意!15歳以下なら眼科で計ろう

③学校の視力測定でC以下ならメガネの作成を検討を。

 

こんな感じです!

おわり!