就職活動で全く上手く行かなかった話【ただ頑張っても良い結果は出ない】
どうも、キョウ(@kiku9113)です。
僕は2013年に大学卒業して以来、5年ほど同じ会社に勤めております。
業種は接客業。
それなりにハードです。人手不足が解消してくれると嬉しいのですが、なかなかそうもいいかなくて、悩んでいます。
本記事では僕が就活していた頃の話をしようと思います!
時代背景としてはリーマンショックの影響で全体的に就職戦線は厳しい時です。
2009年頃よりかはマシでしょうが、僕が就活していた2011〜12年頃は今(2018年)と比べると遥かに厳しい時代。
友人の話も色々聞いていましたが、僕の就活は郡を抜いて厳しかったです。
この記事は就職活動をしていて上手く行かず苦しんでいる。そんな学生に読んでほしいと思っています。
2011年12月就活解禁
僕の時代は大学3年の12月から就活解禁で「リクナビ」「マイナビ」を代表とする就活サイトは12月1日に情報解禁されていました。
確か初日はアクセスが集まりすぎてサイトが落ちてましたw
それでも僕は一生懸命リクナビの情報を見ようと頑張っていた(←ただのアホ)
周りの人達はさっさと諦めて別の事をやっていたらしいけど、それを見て僕は「余裕あるな…。」と思っていた。
この時の自分に送りたい言葉は「ただ頑張るのはダメな奴」と言う事。
サイトが落ちている状態で頑張っても何も見れませんからね…。
「出来る奴はコツとツボを抑えて、具体的に素早く動く」ものです。
バカ正直だった
前述のように僕は「ただ頑張る奴」だったので就活は一生懸命頑張ってました。
12月最初の土日に東京で合同企業説明会があると聞いて夜行バスに乗って行きました。
この説明会には多くの人が参加していて、信じられないくらい混み合っていた。
確か「池袋サンシャイン」とかそういうデカい会場を貸し切ってやっていた。
正直、合同企業説明会は「疲れただけ」であまり成果があった気がしない。
今となれば懐かしい思い出ですが、時間とお金を使った割にあまりにもリターンが少なかったと思う。
というか東京の合説は人が多すぎて本当に気持ち悪かった。まるでディズニーランドのように人気企業ブースには人が並んでいたし、当時のTwitterではそれがネタのように書かれていた笑
ちなみに、ずっと立ちっぱなしで酸欠で倒れている人もいました。
それだけ環境が悪かった。
そんな環境を体験したのに僕は毎週東京まで夜行バスで行っていた。本当にバカだった…。
当時の自分に送りたい言葉は
「大学4年の先輩や既に働いている近場の先輩にアドバイスを請う方がよっぽと効果的」
「合説に行くなら近場の政令指定都市で開催されるものにしなさい」
と言いたい。
大企業は地方でも説明会をよく開いている。
近い方が交通費は安いし体力も消耗しない。何よりも人が少ないからじっくり話が聞ける。
バカ正直②
バカ正直エピソードはもうひとつあって、当時僕は物流企業を志望していた。
理由①時代が変わっても「物流」の需要が無くなる事はないから
理由②英語や資格を必要とせず自分でも出来そうだから
ただし、ブラックは嫌だったので大手メーカーの物流を担う企業を志望していた。
今振り返っても悪くない考えだと思う。
佐川やヤマト、引っ越し業者はキツい仕事だが、上記の企業では親会社によってはホワイトだから。
そこで僕はとある超有名メーカーの物流を担う子会社の4次選考まで進んだ(長過ぎだろ…)。ちなみに最終面接の1個前である。
1次でグループディスカッション、2次で一般社員と面談、3次で人事二人と面接、4次が人事二人+人事部長(めっちゃ優しい)と面接
という感じだったので、恐らく最終面接まで行けばお偉いさんと顔合わせ程度の面接だったはずだ。
僕は4次面接でへまをした。
というか面接直前の応接室でやらかした。
緊張して待っている時によく会話をしていた人事が一人来て、緊張をほぐす為に話をしてくれた(と思っていた)
そこで雑談の最中に「今他にどこ受けているんですか」
と聞かれた。
ここで「今受けているのは御社だけです」と言っていれば今頃僕の人生は違っていただろう。
時期的にも他の就活生の多くが内定を獲得している時期だった。
その時期ならもう絞っていても自然だったが、僕は物流以外に専門商社も考えていた。
そしてバカのように「他にも商社を受けようと思っています」と言った。
その直後の人事の顔は今でも忘れない。多分このとき僕は落とされる事が決まっていたのだろう。
周囲はほとんど内定が出ていた
8月にもなると僕の友人はほとんど内定が出ていた。
僕は全然ダメだった。
自分が「ダメな人間」なんじゃないかと思って苦しく泣いた。
上手く行かなかった理由
今振り返ると上手く行かなかった理由は
①面接した企業に真摯に向き合っていない
心のどこかで「本当にこの会社でいいのだろうか」というのはずっと残っていた。
今のように転職する事は一般的ではなかったので、入社したら60歳までその会社で働くと思っていた。
しかし、60歳まで働けるイメージを抱ける会社なんて一つもなかったのが本音だ(今でもない)
そんな思いが心のどこかであったので企業に対して真摯に受け答えが出来なかったのだと思う。
それより、もっと軽い考えで「今その仕事がやりたいから」「今御社で働きたいから」という気持ちで臨んだ方が自信を持って面接で話せると思う。
あまり未来の事を考えず「今、やりたい」と思ったから志望したで良いです。
②ただ頑張っている自分に満足してるだけ
自分の人生振り返るととても多いのですが、頑張った自分に満足していました。
東京まで合説に行った自分頑張った
30社にエントリーした自分頑張った
たくさん調べた自分頑張った
全部結果に繋がらないと意味はありません。
「出来る人はコツとツボを抑えて、具体的に素早く動きます」
経過よりも結果の方が大事です。
昔の自分に何回も言いたい!!
アルバイトとして接客の仕事を始めました
全く決まらないまま冬を迎えて、今度は僕の下の世代の就活が始まりました。
そんな時、どうしようもなくて友達に泣きついて今の職場を紹介してもらいました。
しかし、既に新卒枠は埋まっていたため準社員として雇われ始めて、時給850円で僕のキャリアはスタートしたのです。
5年経った今では正社員に登用され社内の試験にも受かって月給23万で雇ってもらっています。
最後に
以上が僕のへっぽこ就活エピソードでした。
よく就活中は「10年先を考えろ」って言われていましたけど「今やりたい事」を考えた方が良いです。
ただ頑張っても結果は出ません。先輩にアドバイスもらいましょう。
あと、相当なブラックではない限り、やりがいは後からついてきます。
コミュ症なのに接客の仕事していたので最初は地獄を見ましたが5年も経てば流石に通用しますし、やりがいも出てきます。
なのでやりがいのある職場選びよりも「労働条件」を重視して仕事を選びましょう。
この記事が就活で苦しんでいる学生のためになりますように…!
おわり