『るろうに剣心 伝説の最期編』があまりにもクオリティが高すぎる…!!
面白かったです。
今回は志々雄(藤原竜也)の登場シーンが長かったのですが、藤原竜也の演じる志々雄の出来映えがあまりにも良すぎて…。藤原竜也は天才でしょうか。すごいよ。
そして剣心の師匠・比古清十郎(福山雅治)はすごいかっこ良かったです。
この映画はほぼアクション映画と言っていいです。
戦闘シーンがあまりにもかっこ良すぎる。
前のブログにも書いたけど、イメージは「無双」です。本当にカッコいいのです
ですが、ストーリーを楽しみたい人は原作を読んだほうがいいです。
以下ネタバレです。これから映画を観る予定がある人はこの先は読まないでください。
剣心と比古清十郎の修行
奥義の習得のために15年ぶりの再会を果たした、師匠・比古清十郎と修行をする剣心。ただの木の棒を使っている比古にボコボコにされる剣心。…比古強すぎ。
この修行シーンもカッコいいんですよね。
原作では比古が剣心を心配するシーンはなかったのですが、映画では剣心にボソッと「死ぬなよ」と言ったり、途中で若干涙ぐみそうになっていたりして、ちょっとグッときましたね。
「生きようとする意思は何よりも強い」「お前も一人の人間」という比古はかっこ良かった。その後、恵にも同じことを言われ、言葉の重みが増します。
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青紫 対 剣心、宗次郎 対 剣心
この二つの一騎打ちは超カッコいい!
青紫は小太刀二刀流で剣の振り下ろしの数が多いから速い。
宗次郎は宗次郎自体がめちゃくちゃ速いから速い。
迫力のあるシーンでした。今作の見所トップ3に入るそれぞれの戦いです。
青紫戦では九頭龍閃を使っていました。
…九頭龍閃は実際に真似をするとダサくなってしまうのですが、映画ではかっこ良かったです。剣速が速いからでしょうね。佐藤健の演技が素晴らしかった。
ただ、翁を死なせてしまったのが個人的には残念です。
宗次郎戦は素晴らしい。いきなり切り掛かってきて、「久しぶりですねー^^」なんて言ってくるのは宗次郎らしい。
神木隆之介のビュジュアルもいいし、縮地をイメージしているのか動きは剣心よりも速いし。とても見応えあります。
志々雄 対 剣心&斉藤&青紫&左之助
まさかの4対1。
映画の中の志々雄、強すぎ。
原作ではだいたい剣心と同じくらいの強さかなって感じだったのに映画では圧倒的な強さ。この戦いは今作でトップの面白さでしたね。
ちゃんと奥義・天翔龍閃も発動してました。無限刃による火攻撃もありましたし。
「幕末は終わらねえんだよ…。俺が無限刃を手にしている限り」
「もう終わったんだよ。拙者が逆刃刀を手にしたときに」
この台詞はカッコ良かった。原作に忠実でしたね。
剣心の清里と巴の回想シーンは次作への伏線でしょうか
たしかこの回想シーンは1作目も京都大火編でもありました。
剣心の元妻・巴。
剣心がかつて殺した男、清里は巴の元婚約者。結婚予定だったのに剣心が殺してしまったのです。清里の死体を見て泣く巴。
このシーンは自分が殺した命の重さを痛感させれるシーン。ウルっとしてしまいます。
そして、このシーンは次作、「追憶編」への伏線では…?
残念だったこと
十本刀が全然活躍しない
まあたった2時間に納めているんだから当然と言えば当然ですが、十本刀は方治・宗次郎以外はあまり活躍せず。
一応安慈と宇水も出てきましたが、宇水は斉藤の牙突で一撃でやられる(出演時間だいたい10秒くらい)し、安慈は左之助と戦うけどあまり見せ場もなく終わる。
他の十本刀に至っては存在を確認出来ず…。一応最後のカメラロールみたいので鎌足とか不二とかの名前はあったのでいたのだろうけど、確認出来なかったですね。
由美(高橋メアリージュン)の死の時の気持ちが理解しづいらい
由美は原作ではもっと志々雄の身を案じるシーンが多かったのですが、映画ではいるだけみたいになっていました。
原作通り、志々雄と剣心の間に入って志々雄に刺されるのですが、由美の「嬉しい…初めて志々雄様の戦いの役に立てた…。」の気持ちが理解しづらいです。高橋メアリージュンがすごい美人になって演技していたのは良かったですが、残念ですね。
宗次郎が壊れる描写が意味不明
剣心対宗次郎で宗次郎が壊れる描写が分かりづらかった。あれは原作読んでないと意味不明でしょう。「イライラするなー」って言われても多分原作読んでいない人には何がなんだか分からないでしょうね。
以上、映画を観た感想でした!!
少なからず残念なことはありますが、なんだかんだ超面白いです。マンガの実写版でここまでクオリティが高いのは初めてかも。デスノートよりも良いかもしれない。るろ剣好きな人は是非観るべきですね^^
最後まで読んで頂きありがとうございました^^