マズローの欲求5段階説に沿って分類してみた
アブラハム・マズローというアメリカの心理学者の「欲求5段階説」。
5段階とは
第1段階〜生理的欲求
食べたい・寝たいという人間の本能的欲求。
第2段階〜安全欲求
安全な生活がしたいという欲求。
第3段階〜社会的欲求
集団に属していたい。仲間が欲しいという欲求。
第4段階〜尊厳欲求(承認欲求)
他社から認められたい欲求
第5段階〜自己実現欲求
やりたいことをやりたい。生きたいように生きたいという欲求。
僕はこの説を信用しています。
人生が楽しそうに見えるのは「自分のやりたいことをやっている人」です。
起業して成功した人や、フリーになって働き方も働く時間も仲間も給料も全部自分で決める。こういう人はかなり人生が楽しそうです。
第4段階の承認欲求が満たされていない人は楽しくなさそう。愚痴ばかり言っていそうですね。
第1段階が満たされていないと相当苦痛でしょう。というか死んじゃいますね。まあ今の日本ではほとんどないことだとは思いますが。あえて例えると、貧困の孤児などがあたるのでしょうか。
この「5段階欲求説」を分類してみました。
なお第1段階未満は抜かしてあります。
第1段階(生理的欲求)以上第2段階(安全欲求)未満
・ホームレス
・虐待やいじめを受けている子供
第2段階が満たされていない人は日本ではホームレスにあたります。ホームレスは雨風をしのぐこともできないから、体調を崩しやすいし、自分のものが盗まれる可能性も高いです。
また、家はあるけど虐待を受けていたり、学校では過度ないじめにあっている子供も安全欲求が満たされいないため第2段階未満と言えます。
第2段階(安全欲求)以上第3段階(社会的欲求)未満
・引きこもり
・ぼっち
社会的欲求が満たされていない人は引きこもりやぼっちにあたります。
何か辛いことがあったのか、実家に引きこもっている人は他者との交流がありません。家族との交流はあるかもしれませんが、自分には仲間がいないという感覚になるでしょう。
学校に行っていてもぼっちの場合は仲間が欲しいという欲求は満たされていないということになります。
第3段階(社会的欲求)以上第4段階(承認欲求)未満
・働いている、もしくは学校に通っているが他者と比べると自分は劣っていると感じている人。
・実力はあるが周りから評価されない人
おそらく日本人にはこの層が多いのではないでしょうか。仕事をしていても、なかなか上司に認めてもらえない。同僚の方が自分よりも仕事が出来るのが悔しいとか。
仕事を辛いと感じている人はこの層にあたる可能性が高いですね。
第4段階(承認欲求)以上第5段階(自己実現欲求)未満
・仕事をしていて、社内では認められている。部下やお客様からの信頼もある。プライベートも充実している。でもなにか物足りなさを感じている人
この段階まで来ている人は人生が順調な方だと思います。実際に出世していて結婚もしている人が多いと思います。でも、まだ物足りないところがあるよな感じですかね。この層も今の日本には割と多いと思います。
第5段階(自己実現欲求)以上
・自分の生きたいように生きている人。
起業して成功した人やフリーで働いている人、もしくは会社員や公務員でも十分に余暇を楽しんでいて、理想な生き方をしている人はこの層にあたるかと思います。
別になにかすごい事をした有名人じゃなくてもいいんです。
例えば自己実現の内容が「生きるのに不安がないくらいのお金を稼いで、大好きな家族がいる。家族以外にも親しい友達が数人いる。」という人もたくさんいると思いますので。
ウォルトディズニーやスティーブジョブズと比べれば、ハードルが高くはないけどこれも立派な自己実現なんです。なんでもかんでも有名になるのが言いわけではないです。
僕が目指すのもこんな生き方。
理想な生き方がよくわからない人や自己実現したいことがない人は、「自分の理想に近い人の真似をする」ことから始めべきです。
自分の友達や家族でも良いし、有名人の真似をしても良いと思います。
ロールモデルがいることは分かりやすいですからね^^
手っ取り早い近道です。