古川武士著『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』を読んで【時間配分を変える事が一番の近道】
(この記事は2018年8月3日に最終更新しました)
古川武士氏の『新しい自分に生まれ変わるための「やめる」習慣』
悪い習慣には3つのレベルがある
本書によると、直すべき悪い習慣には3つのレベルがあって
- 行動習慣
- 身体習慣
- 思考習慣
この3つです。
①行動習慣はネットサーフィンや無駄遣い、休日をだらだら過ごすことや問題の先延ばしなどです。この習慣は1ヶ月で直せます
②身体習慣はタバコ、食べ過ぎ飲み過ぎ、夜更かしなど。これは3ヶ月で直せます。
③思考習慣はイライラしたり、くよくよしたり、完璧主義で考えすぎてしまうことです。この習慣は6ヶ月で直せます。
半年間で習慣を変えることは可能!!
…おもしろいですね!半年あれば思考習慣が変わるということは、ネガティブな人でもポジティブに変わることも出来るということ!
もっと言えば運命も変えられる!
元ヤンキースのゴジラ・松井秀喜氏の名言(本当は松井氏の高校時代の教師である山下智茂氏の名言)に
「心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる」
という言葉があります。
「さあー自分は変わるぞ!!!!」って意気込んで心を変える。
その後、習慣を変えるまでには半年で出来る訳です。
しかし習慣を変えるのはとっても難しい
僕の個人的な意見では習慣さえ変えてしまえば運命までは自然と変わっていくと思っています。
しかし、その【習慣】を変えるのはとても難しいんです。
例えばお酒を飲んでいる習慣がある人は、お酒を「飲む量を減らす」と意気込みます。
最初の1ヶ月くらいは飲む量を減らす事に成功しました。
しかし、友人からの飲みの誘い、職場からの誘い、また暑い季節になるとどうしてもお酒を飲みたくなる。
など様々な要因により結局飲んでしまう事は多いのです。
時間配分を変える事が一番の近道
大前研一さんの名言ですが、
人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。
こちらの言葉は習慣に通ずるところがあると思うんですよね!
さあ、お酒を辞めよう!と思って気合いだけでお酒を断とうとしても、正直失敗します。
なので、習慣を変えるための仕組み作りが大事になっていきます。
それが時間配分を変えるということなんです。
お酒の例で言うと、
「夜にお酒が飲みたくなってしまう」→「夜にスポーツジムに行って筋トレをしよう」
あるいは
「夜にお酒が飲みたくなってしまう」→「夜は読書をしよう」
など、その時間にしていた悪習慣を別の事をする時間に変えてしまえば良いんです。
そうすれば、今までマイナスだった行動がプラスの行動に変わっていきます!!
お酒のような「身体習慣」ならば、3ヶ月続ければ、新しい習慣に変わるのです。
是非、ご自分の悪習慣をまずは一つ、別の事をする時間に変えてみてはいかがでしょうか。