東野圭吾『マスカレードホテル』の感想
トピック「読書感想文」について
東野圭吾『マスカレードホテル』を読み終えました!夜中の3時までかかりました。読み応えがありましたね。
小説の概要としては、
連続殺人事件が起きたが、次の殺人の現場となる場所の特定に成功。次の殺人現場と思える都内のホテルに警察官が侵入。怪しまれないようにホテルのクラークやベルボーイに成り済まして捜査をする物語。と言ったところです。
今回の作品も東野圭吾らしく伏線を張りつめた作品となっています。
①なぜ次の事件が起こる場所を特定出来たのか
②謎の暗号の意味
③ホテルマンの接客を描くがそれすらも伏線となる
また、伏線だけでなく、それぞれの描写も良いです。
例えば、モンスター消費者とでも言うべきか、非常にタチが悪いお客様が来たと時の対応の描写。
総支配人の人間性を非常に尊敬できるように書いていたり、登場人物を好きになれる小説でもあります。
あまり書くとネタバレになるのでこの辺にしておきますが、なかなか面白かったです。東野圭吾好きであれば読んでおくべきでしょう。
続編も発売しているので興味があれば『マスカレード・イブ」どうぞ。