ログキョウ

穏やかで自由な人生を歩みたい。そんなアラサー男性のブログ。

ちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』はフリー志望なら読むべき

どーも、こんにちは。

僕は今日から3連休です。3連休ですが、特に予定もありません。強いて言えば二日目にやり残した仕事の手直しをしに行く予定はありますが、プライベートは全然です(あれ、休み…?)

 

とうわけで、この3連休は読書にいそしむ事にしました。

元々読書は苦手な僕なので、「気合い入れて、3日で10冊読むぞ!」とかは考えてなくて、「3日で3冊を熟読する」ことが目標です。

複数冊をサラッと読んで全然頭に入らないのは嫌ですからね。少ない数を集中して読もうと思います。

 

初日に読んだのはちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』です。この読書感想文を書かせて頂きます。

 

 

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

 

 

この本は結構前に買って読んで、今回は2週目です。

最初に読んだ時も素晴らしい本だと思ったので、理解を深めるために2週目を読みました。しかし、2週でとどまらず、近いうちに3週目も読もうと決意しました。それくらい素晴らしい本だし、学びが多い本です。

3週目を読む前に、ちきりんさんの『自分の頭で考えよう』か『多眼思考』のどちらかを挟んでから読もうと思っています。将来的にはどちらも読むつもりですが、どちらから読もうかは悩み中です。

 

『マーケット感覚を身につけよう』は特にフリー志望の方にはオススメです。もちろん、フリー以外の方が読んでも面白い本だとは思いますが、本書で紹介されている「マーケット感覚」という能力はフリーには特に必須の能力だと思いました。

僕は現在は会社員として働きながら、ブログを書いていますが、かなりフリーで働く事に憧れている人間です。フリーでお金を稼ぐ方法がサッパリ分からないため、会社員しながら、ブログでチマチマとお小遣いを稼いでいるのが現状ですが、本書にはたくさんのヒントがあるように感じました。

 

 

マーケット感覚とは

マーケット感覚というのは説明が難しい言葉ではあるのですが、簡単に言えば「価値を認識する力」「売れるものに気づく能力」のことです。

例えば、今まで価値があると見なされておらず、特に金銭的な取引がされていなかったモノに、価値を見いだした人なんかはマーケット感覚が高いと言えるでしょう。

 

ちきりんさんは「論理思考」「マーケット感覚」の二つの視点から物事を考える事が大事と本書では述べております。

 

 

マーケット感覚を身に付けると

東京などの都市部にはアルバイト、仕事などで多くの経験を積んでいる若い人が多いかと思います。中にはベンチャー企業に入って活躍している人もいるだろうし、成功者から話を聞いている人、また自ら起業して成功している人も多いでしょう。

 

人数の絶対数が多いのもあって都市部は地方と比較をすると、マーケット感覚が鋭い人が多いのです。そのような人が地方へUターン、Iターンした話をちきりんさんは以下のように述べております。

 

 潜在的な価値の源は 、都会よりむしろ地方のほうにより多く存在しています 。大都市圏にはマ ーケット感覚の鋭い人が多いため 、価値が大きなものは 、すでに顕在化して (市場化されて )います 。ときには 、残された価値に対して大勢の人が一斉に市場化に乗り出すため 、すぐに過当競争に陥ります (つけ麺屋もシェア ードオフィスも 、すぐに過当競争になりました ) 。反対に地方では 、潜在的な価値がゴロゴロしているのに 、それに気づき 、市場化しようという人が足りていません 。このため学生時代に都市部でマ ーケット感覚を鍛えた人が 、 Uタ ーンや Iタ ーンで戻った地方で何かを始めるというパタ ーンは 、構造的に成功しやすいアプロ ーチとなっています 。最近はそれに気づいた若者が地方に戻り 、特産品をネットで売り出したり 、都会で起業した人が地方の価値ある企業と組み 、その商品を都市部や海外で売り出すなど 、新しい形の地方興しの事例が増えています 。

 

このように、マーケット感覚を磨き、正しい市場の選択が出来る人は、仮に自分に何か作る能力が無くても、成功する事が出来るのです。だから、プログラマである必要も技術者である必要もありません。

今まで僕は自分が生み出せる価値が何も無いと思っていました。プログラミングも出来ないし、何か美味しい物が作れるわけでもありません。しかし、何に価値があるのかを気づければ、成功する事出来るという事は非常に魅力的に感じます。

チャンスが広がりますし、恐らくですが、価値に気づいた瞬間のわくわく感はものすごいでしょうね。

 

最後に

僕は本書を2周しましたが『マーケット感覚を身につけよう』の内容に関してはまだ理解が浅い気もします。「マーケット感覚」が新しい考え方だからなのか、僕の読解力が浅いからのかは不明ですが…。3週目を読んで理解が深まったら書き直したいくらいですね。

 

僕は「東京でマーケット感覚を磨いて、地方で力を発揮した例」を出させて頂きましたが、本書ではもっと身近な例をちきりんさんがたくさん挙げています。その例は一般の会社員の方々も勉強になる事かと思います。

 

まだ読んでいない人は是非ご覧ください!特にフリー志望の人は読むべき!