ログキョウ

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マンガ『グラゼニ』に学ぶ〜「才能がない人」は「才能がある人」と同じ事をやっていては勝てない

 

こんにちは。

 

 

 

グラゼニとは

 

今日はマンガ『グラゼニ』からの一幕を紹介しようと思います。

ちなみにグラゼニとはプロ野球を題材にした野球マンガです。

 

他のスポーツマンガと違ってお金の話がとても多いのが特徴。

 

タイトルの『グラゼニ』は「グラウンドにはゼニが落ちている」というすごい監督が言った名言の略。

 

 

「才能がない人」は「才能がある人」と同じ事をやっていては勝てない

 

 

主人公の夏之助は訳あって文京モップス(モデルは巨人)に移籍してきます。

 

移籍後の2軍投手との会話の一部がこちら。

 

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モップスの一軍の投手は 割合みんな…ストライクゾーンに投げ込んでくるイメージがある。

〜中略〜 

おれなんかの目から見るとピッチャーが男らしい

「打てるもんなら打ってみやがれ」と言わんばかりに堂々と勝負してくる

〜中略〜

でもそりゃ一軍の才能あるピッチャーはそれでイケル

才能があるのだったら妙に逃げるピッチングをするよりも堂々と勝負した方が率は良くなる。

 

言ったら悪いんだけど…一軍半のお前にすら…そんなイメージがある

〜中略〜

(ストライクゾーンからボール1個分だけ外して投げる練習を夏之助が実践する)

 

おれは少なくとも練習では…これくらい腕を強く振って100発100中狙ったところに投げきれなきゃ…

試合に臨む勇気は持てない。

 

グラゼニ?東京ドーム編?(1) (モーニングコミックス) より引用

 

 

つまりは、「才能がない人」は「才能がある人」と同じ事をやっていては勝てない

ということです。

 

「才能が無い人」は「才能がある人」とは違う事をする必要があり

 

「才能がある人」がやっていない「種類」の練習を「圧倒的な量」をこなして

そこで初めて、「才能ある選手」に肩を並べる事ができるわけです。

 

グラゼニの例では夏之助はストライクゾーンからボール一個だけ外して投げる練習をして、

「振ってくれたらラッキー」というボールを投げまくっています。

 

この練習をする事により、本番では常にストライクゾーンギリギリのコースへ「入れたり」「外したり」して

打者を打ち取る事に成功しています。

 

夏之助は150キロのストレートも投げれないし、もの凄い変化球を投げれる訳ではありません。

でもこの最強のコントロールによって、プロ野球界で14年も生き抜いているのです。

 

 

でもこれって野球以外でも通ずるところがあると思うんです。

 

 

 普通の人生においても通ずるところがある

 

恋愛の場合

 

ブサメンがイケメンと同じような振る舞いをしてもモテません。

下手したら嫌われます。

 

だからイケメンとは違う方法で女性にアプローチをしなければいけません

 

例えば、トーク力を磨く、好きな子の好きそうな事をリサーチして話題を作る、筋肉をつける、さらには最低限の身だしなみを整える、とか。

 

 

仕事の場合

 

話下手な人が営業職についてバリバリの営業マンの真似をするとどうなるでしょうか。

相当な努力をすればイケルかもしれませんが、トークが苦手という弱点の克服はかなり大変です。

 

でもしっかりとお客様の話を聞いて、ニーズを引き出す力を強めればバリバリの営業マンの成績に並べるかもしれません。

 

 

もっと言えば、話下手な人は花形な営業部に入る道を選ばずに、SEや経理などを仕事に選んだ方が「高収入を得る」という意味でのマネーゲームでは

バリバリの営業マンに勝てるかもしれません。

 

だからトークの練習とか、華がある事じゃなくプログラミングや簿記の勉強をした方が良いでしょう。

 

 

サッカー長友の場合

 

サッカーの長友だって大学時代は一時期、応援団をやっていました。

調べてみると長友が活躍しだしたのは大学の途中からだそうで、それまではパッとしなかったみたいです。

 

もちろん長友は歴代の日本代表の中でも最高の選手だと思いますが、

正直、才能という面ではもっとすごい人がいると思います。

 

しかし、「走る力」と「筋力」を圧倒的に鍛えて、長友はワールドカップ3大会通じての不動のサイドバックになりました。

 

 

ブロガーの場合

 

今ブログで高収入を稼いでいる人達もそうだと思うんです!

イケハヤさんにしろヒトデさんにしろ、会社員時代はパッとしなかったと

本人達がブログやTwitterで何度も仰っています。

 

しかし、ブログの為に大量の時間を費やして現在は会社員時代の何倍もの収入を得ていて

「高収入を得る」という意味でのマネーゲームに大勝しています。

 

 

 

才能がある人は王道で良い

 

才能がある人は王道で良いんです!

一番オーソドックスで、誰もが最初に考えるやり方をすれば人生ゲームでは勝ち組になれます。

 

しかし、才能が無い人ほど自分が人生の勝者になるための手段を模索しなければいけません。

 

そして、見つけた答えを実行しなければいけません

 

更には継続しなければいけない、と。

 

 

僕はマンガ『グラゼニ』を読んでいてそう思いました。