【他人と比べない】他人との比較を辞めた方が幸せになれる4つの理由と比較を辞めるコツ
「他人と比べて落ち込む…」
「他人と比べて劣等感が強い」
そんな悩みに答えます。
子供の頃って色んなところで「比較」や「競争」をさせられませんでしたか。
受験勉強や部活動、期末テストなどで勉強や練習をさせられ、競争させられました。
もちろんそのおかげで僕らは義務教育を修了し、人によっては大学にも行って様々な知識・経験を得て、今の糧になっています。
子供の教育や努力のためには「比較」や「競争」は有効かもしれません。
しかし、大人になってから確信した事は
「他人との比較」は幸福度を下げるという事です。
その理由を本記事で解説していきます。
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もくじ
1.他人との比較を辞めた方が良い理由
1-1.比較対象を間違えるとかなり高い壁になってしまうから
大学に入っても、社会に出てからもたくさんの出会いがあり、多くの人から刺激を受けます。
「この人すごい」
そんな人に何度も会います。
しかし
「この人みたいになりたい!!」
となると選ぶ相手によっては危険です。
なぜなら一人一人性格や特徴は全く違っており、
自分とタイプが違う人を目標にしたりライバルに設定すると必ず挫折を味わいます。
私は「滑舌が悪く」て「M気質」があります。「周りを巻き込む力が弱い」のがデメリットです。
しかし、一時期バリバリの「S気質」で「色んな人に影響を与える人物」に憧れている時期がありました。
「僕も○○さんみたいになりたい」
と本気で思っておりましたが、全然無理でした。
①自分と気質や環境が似ていて
②自分よりも少し上にいる相手
を目指すのであれば、ライバルとして適切です。
しかし全然違う相手を選ぶと「自分はダメな奴だ」と無意味に落ち込む結果になります。
意外ですが自己分析が出来ていないと比較相手を選ぶ事は難しいのです。
1-2.比較によって生まれるのは嫉妬や焦りがほとんど
簡単に夫婦の例で言えば
嫁「○○さんの家は旦那さんが出世して裕福なのに、あなたはなんでダメなの」
流石にここまで言う奥さんはいないと思いますが、心の中では思っている人はいるのではないでしょうか。
「うちはうち、よそはよそ」とは良く言ったもので、他人と比較するから
余計な嫉妬が生まれて、余計な喧嘩の原因になるのです。
体験談として21歳で就職活動をしているときの話ですが、僕は全く就職が決まりませんでした。
(関連記事)就職活動で全く上手く行かなかった話【ただ頑張っても良い結果は出ない】 - ログキョウ
就活は大学3年の12月から始まりましたが、なんと僕は大学4年の12月まで就活をしていたのです。
周囲の友人は早い人では春には内定がでており、8月を超えて就活している人なんて全くいなくて
この時、明らかに僕は焦っていました。
僕は何度も絶望し、泣いて
「自分はダメな奴なんだ」と本気で思っていたのです。
※冗談抜きでメンヘラみたいでした笑
不採用通知(いわゆるお祈りメール)をもらって落ち込んでいた、というのはありますが、
僕がここまで辛い思いをしたのは「周りと比較をしたから」です。
前情報①多くの就活生は夏までに内定出る
前情報②友人は全員決まっている
↓
自分は決まらない
↓
「焦る」「嫉妬」
↓
「うわ、自分ダメなヤツじゃん…」
焦り・絶望感により落ちた原因の分析や冷静な現状把握が出来ていなかったのがいけなかった。
受ける会社のレベルを落としたり、翌年に就活を持ち越しても良かったのです。
本来の心配事は
仕事どうしよう…になるのに
周囲と比べてダメだから絶望していたわけです。
比較のせいで本当の問題までも見失っていました。
他人と比較して落ち込むよりも「目の前の課題」に全力を注ぎましょう!
1-3.比較によって自分の信念や目標が曲がってしまう危険性があるから
実際に就職すると自分にはメンターがついて、仕事のための教育をしてもらえます。
僕は覚えが悪くかなり苦労しました。またよく、
周囲と比較された上で怒られました。
それは良いとして、会社にいるとよく
「出世を目指せ」と言われます。
会社によると思うのですが出世に興味がないと言うと「やる気がない」と見なされるため「出世したくない」とは言えない環境の場合もあります。僕はそうでした。
出世こそ他人との競争であります。
しかし、僕は絶対に
出世したくありません。
元々競争が好きではないし、「周囲を巻き込む力」に自信がないため
出世しても不幸になると思ったからです。
実際に出世して「鬱病」になった上司は何人か知ってます…。
目指す先がエリートサラリーマンではなく「平社員+複数収入」です。そしてその先には「独立」を見据えています。
これが僕の目標ですが、同僚と比較して競争したら
気づかぬうちに自分の目標はねじ曲がってしまい、自分が描く人生ではなくなるでしょう。
他人との比較は行き過ぎると自分を見失い、いつの間にか自分の人生ではなくなります。
他人との比較の一番怖いところはここです。
1-4.中毒性が高く、他の人にまで比較を押し付けてしまうから
会社で成功して、どんどん出世する有望株はどの会社にもいます。
当然優秀で仕事もできるのですが、怖い事に
自分の成功体験を他人に押し付ける人もいます。
しっかりと上長が面談して本人の目標設定を定めるなら良いのです。
しかし場合によっては上長から目標を勝手に設定されてNOとは言えない雰囲気にされます。
部下を「奮起させる目的」で他人と比較して育てようとする事は悪くありませんが、
部下の目的と違う場合悲しい結果になります。
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2.他人との比較を辞めるコツ
以上の理由から「他人との比較」は幸せになれません。
では、具体的にどうすれば比較を辞めれるのでしょうか
2-1.比較するなら過去の自分にしよう
過去の自分との比較ならOKです。
年収600万目指している人なら
「去年よりも月収が3万上がったぞ」
TOEICで600点取りたい人なら
「去年よりも100点スコアが伸びたぞ」
逆に「去年から点数が伸びていない…何が原因だ?」
という比較をするべきです。
なぜなら自分との比較ならば劣等感を感じる事はないからです。
むしろ成長した自分に喜びを感じる事が出来て、それは生きがいになります。
2-2.毎日1センチ余分に進むこと
1.01の法則はご存知でしょうか?
例え1センチしか成長しなくても365日継続すれば37.8センチも伸びるって感じですね。
一日少し成長するだけでも
毎日積み重なればすごい力になります。
優秀な40代と
— キョウ@会社員ブロガー (@kyo9113) 2019年2月16日
仕事が出来ない40代って明確に分かれるなーって最近思っていて。それも極端に。
その違いは20〜30代でどれだけ勉強したかだと思う。
1日30分の勉強でも10年積み重なれば雲泥の差ですよね。
まだ僕は28歳だけど、これは間違いないと確信しています。だから毎日勉強しないとダメ。
上記のツイートをしたところ反響を頂きました。
1日30分勉強を毎日続ければ10年後にはすごい違いですよね。
20〜30代に勉強した時間が40歳になった時の自分を決めます。
なんでこんな話をしたかと言うと、
他人と比べないで今自分がやるべき事をやってほしいからです。
今ここで自分がやる事に集中しましょう。それに集中すれば他人と比較をして悩む余地はなくなります。
そのために、毎日1センチ余分に進みましょう。
他人と比べるんじゃなくて今日も明日も1センチ余分に進むんです!
前に進む事を考えていれば他人と比較する事を忘れて自分の人生を歩めますよ。
「1センチ余分に進む 」という言葉は『思考は現実化する』という本から拝借しました。
「1センチ余分に進む」
プラスアルファの努力をすること。これを実践すれば、報酬以上によい仕事をする事によって、奉仕する精神を養う事ができる。それがまた優れた技術と「能力」を発達させるばかりでなく、仕事そのものに熟達し、高い評価を得る事になるのだ。それはまた、究極的に高い収入となって現れてくるのである。
※赤字は私がつけました
また本書にはこうも書いていました。
世の中には、できるだけ少なく仕事をしてより多くの収入を望んでいる人が少なからずいる。そうした事実は報酬以上の仕事をする意欲を持った人には大変有利だ。
※赤字は私がつけました
この事実は生きづらい現代を生きる若者には勇気を与える事実ではありませんか?
だから毎日自分がやるべき事をやって、自分を育てるんです。
おわり
以上です!
まとめると
①他人と比較しても幸せになれない
②比較するなら過去の自分を比較しよう
③毎日1センチ余分に進もう
こんな感じですね
おわり!