【販売の仕事を知ろう】接客業の辛い事9選〜クレーム対応・正月
どうもキョウです。
僕は22歳で就職してから5年間接客業の仕事をしています。
接客しているから色んな人と会話出来るし、自分の清潔感も大事に出来ています。
接客しているからトーク力もついて、自信を持って喋るようになりました。
しかし!!
どの仕事にもあるでしょうが、デメリット・辛い事もたくさんあります。
【接客業の辛いところ】
— キョウ@会社員ブロガー (@kiku9113) 2018年11月16日
・長期休暇が取りづらい
・基本立ちっぱなし
・疲れても笑顔キープ
・個人ではなく店舗単位で評価
・「私はやっているのに、アイツがやらない」と言われがち
・人手不足
・↑なのに新店舗出しまくる
・正月は地獄
会社によって変わりますがうちはこんな感じ。 https://t.co/sqvJVE6tqf
上記のツイートをしましたが、本記事でもう少し掘り下げていこうと思います。
これから接客の仕事につこうか考えている方は是非参考に!
接客の仕事をしている人は「あるある」って感じでご覧ください!!
※全ての僕の会社の話ですが、出来るだけ多くの接客業の人にご納得頂ける内容で書きます。
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- ①人手不足
- ②長期休暇が取りづらい
- ③基本立ちっぱなし
- ④疲れていても笑顔キープ
- ⑤個人ではなく店舗単位で評価される
- ⑥「私はやっているのにアイツはやらない」となりがち
- ⑦人手不足なのに新店舗出しまくる
- ⑧正月は地獄
- ⑨クレーム対応で消耗する
①人手不足
アパレル、飲食はどの会社も人手不足です。
接客業で人手が潤っている会社って稀なんじゃ…。
人手が足りてなく、オペレーションが回っていないんだから定休日をもっと作るべきだと思うのですが、なかなかそうもしてくれません。
そこで新規採用や外国人の採用に力をいれますが、今度はその教育が大変…。
ド新人の頃は一人教育で抜けるので実質マイナス一人ですし、教育に力を掛けても辞める人はたくさん。
外国人に至っては日本語で苦労している。(ガッツはあるけど)
人手が足りない分一人一人の負担は増えて行きますし、勤続年数が上がるほど大変です。
しかし、僕の会社は勤続年数上がっても全く給料に反映されないから悲しい。
また、一人体調不良や忌引きで抜けると大事件です。
3人シフトの日に一人休むとパワーは3分の2になります。
…辛い。
②長期休暇が取りづらい
長期休暇を取る事はとても難しいです。
理由は人手不足だからです。
僕は5年働いて長期休暇を取った事はありません。
最高で4連休を一度。その時は帰省しました。
三連休は年に2回くらいあります。
そもそも年間休日が107日しかありません。120日とか憧れます。
有給消化なんて夢の話でして、今年は一日も使えていません。
去年は2日くらいは使えたか…。
うちの会社では「病欠」か「退職時」以外で有給消化は出来ないのです。
もっと有給の使用に関して法律で定めるべきだと思います。2019年4月から少し進展するようなので今後に期待です。
有給消化率は会社では何%か知らないけど、僕に限れば10〜20%くらいです。
世間では50%くらいは消化出来ているのに。
というか、有休消化率なんて「退職者も含めて集計」すればだいぶ跳ね上がるので、あまり信用ならない…。
③基本立ちっぱなし
接客業は立ち仕事なのでとっても足が疲れます。
ひどい日は休憩は挟みますが8時間立ちっぱなしです。
そんな日は稀ですが、でも平均6時間くらいは立ってますねぇ。
良く言えば「良い運動」ですが、ほぼデメリットです。
※意外とやれば慣れます
ばりばり部活やっている学生ですら、授業中は座っているじゃないですか。
8時間立ちっぱなしは結構異常だと思う。
対策としては無印良品の疲れにくいシューズを履いたり
疲れにくい中敷きを入れたりして対策しています。
④疲れていても笑顔キープ
笑顔キープって意外とキツくて
よく研修では第1の笑顔〜第3の笑顔まで使い分けるように指導されますが、待機中は第1の笑顔で接客入る時は第2、第3の笑顔を使います。
調子が良い時は全然問題ありません。
でも夕方になるとかなり疲れてきますし、苦手なお客様にあたって落ち込んでいる時にも笑顔作らなければいけません。
メンタル的に結構キツいのです。
⑤個人ではなく店舗単位で評価される
営業職と違って個人で数値が出てこず、売上などは店舗単位でしかわからないんですよ。
だから、評価の付け方が個人ではなく、店舗単位になります。
接客業でも評価制度がしっかりしている会社はすごいと思います。うちは意味不明です。
だから一人で一生懸命頑張っても結果はでません。よって周りを巻き込む力がめちゃくちゃ重要になります。
⑥「私はやっているのにアイツはやらない」となりがち
店舗評価の最大の弊害はこれです。
個人評価だったら他人がサボっていてもどうでも良いのですが、店舗評価の場合にはサボっている人がいると批判の的にされます。
うちの店で事件が起きて、「私はやっているのにアイツがやらないせいでダメになった。私ももうやらない!!」
という感じで大げんかがありました。
結局片方が退職して終わりましたが、本当に大変だった…。
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⑦人手不足なのに新店舗出しまくる
現場の人間は一生懸命頑張っていますが、本部の方針にかなり苦労します。
本部はどんどん新店舗を出して売上を伸ばしたいのです。
しかし、それについて行けるだけの人材がいません。
頑張ってスタッフを教育しても転勤ですぐに移動させられます。
そして異動先で退職します…。
スタッフが退職したくなる気持ちは僕は痛いほど分かるのです。
休めないしお客様たくさん来てくれていて、待たせるとイライラしてきます。
でも一生懸命頑張っても回らないものは回らない。
頑張っても力抜いても給料は変わらない。
もっと他に良いところがあるんじゃないか、と思って転職したくなる気持ちは痛いほどわかります。
その原因を作っているのが新店舗のオープンです。
⑧正月は地獄
正月を迎える度に地獄をみます。
お盆とゴールデンウィークは大した事ありませんが、正月は地獄です。
初売りや福袋目当てで買いにくる方がたくさんいらっしゃるのですが、セール期間なので客単価は下がります。
しかし、売上は2倍以上になります。
普段の土日ですらギリギリの人員なのに、その倍の売上って意味分からないですよね。
地獄です。
僕は正月迎える度に退職しようか考えてしまいます。
⑨クレーム対応で消耗する
クレーム対応はある程度経験を積めば誰でも出来るようになります。
しかし、出来るからと言ってやりたい仕事になる事は一生ありません。
人間の脳は批判と罵倒を浴びさせられるだけでかなりのダメージを受ける事が分かっています。
弱いクレームでも心は消耗するのです。
デカいクレームを引いた日には最悪です。
自分の人格が否定されたのではないか、と思うくらい心がギュッと痛みます。
また、99%のお客様は良い人ですが、稀に不当要求をしてくるクズ客がいます。
最近の例ではスタッフがクズ客のモノに傷を付けたから「弁償しろー!!」と恐喝してきました。
傷をつけるもなにもクズ客の持ち物は元々壊れていました。
傷つけるような行為はまずしてないと信じていますし、傷ついたとしても元々壊れていた物を弁償する意味がわかりません。
また、最初は「2万円だー!!」って言っていましたが、後から本当は5千円で買ったものだとわかりました。
救い用もないクズでうちはもう出入り禁止です。(当然弁償はしていません)
おわりに
以上です!!
接客業の辛いところをずらっと書いてみました!
どの仕事にも良いところ悪いところはあると思いますが接客はこんなところです。
接客業として働いている人で、どうしても辛ければ転職するのも手段です。
仕事は手段です。人生の為の手段でしかありません。
仕事を変えてから人生が変わった友人をたくさん知っています。辛い人は転職サイト最大手のリクナビネクストで転職を開始しましょう。
転職サイトへの登録が転職の最初の一歩。
まずはどんな求人があるか見るところから始めましょう。