中田英寿〜僕がカッコいいと思う男
ご存知、元日本代表の中田英寿。
ASローマにいた時にセリエAの優勝経験のある唯一の日本人。
彼がサッカーでいかにすごいのかは以下の動画を見れば一発でわかる。
中田英寿 すごすぎた現役時代 語り継がれる超プレー集 Hidetoshi Nakata The SHOGUN.
しかし、中田がすごいのはサッカーだけではない。また僕がカッコいいと思うのもサッカー以外である。
中田は子供の頃から好奇心旺盛でサッカー以外にもやりたい事がたくさんあったのだという。
高校卒業後プロサッカー選手になったが、当時の先生からは東大に行く事を勧められるほど頭は良かった。しかし、「大学はいつでも行けるけど、サッカーは今しか出来ないから」と言ってベルマーレ平塚へ。プロになる。
最初から3年やったら海外でプレーすると言って本当に3年でセリエAのペルージャへ移籍。
また、サッカーをしながら勉強もしており、日本語、英語、イタリア語が喋れる。22歳でセリエAに行って2ヶ月で通訳が必要なくなった。ボルトンへの移籍会見では50分間全て英語で対応。またスペイン語、ポルトガル語、ロシア語、フランス語も少しなら喋れて、本田圭佑との対談ではロシア語を披露して本田を驚かせたという。さらに、日商簿記1級という難関資格も取得済。
・・・サッカーしながらここまで勉強したのは本当にすごい。
28歳で引退後は世界を旅する中田ヒデ。フィリピンなど東南アジアのスラム街でサッカーを教えたり、世界100カ国近く旅をしたという。
FIFAの親善大使に選ばれたり、会社のスポンサーになったり、エキジビションマッチに参加したり、本当に色んな活動をしているが、一言で言えば「やりたい事をやっている人生」だと言える。
誰にも縛られず、自分の生きたい生き方を歩みながらも、日本人が欧州で活躍する先駆者になるなどサッカーで人々に夢を与えた。また、世界でサッカーを教えたり、会社に資金を提供したりサッカーチームの持ち直す手助けをしたりなど様々な点で人々に貢献している。松田直樹選手の追悼試合にも参加するなど、仲間思いでもある。
やりたい事をやりながらも周りの人々には好影響を与える。そんなヒデの生き方は相当カッコいい。