ログキョウ

穏やかで自由な人生を歩みたい。そんなアラサー男性のブログ。

高校野球へのネット批判は一般人の意見が発信しやすくなったことを意味する。

なにを怒っているのか僕にはイマイチ分からないのだが、今季の甲子園で批判されたことが3つあった。

 

一つ目が東海大四高校の西嶋投手が投げた超スローカーブ

二つ目は春日部共栄高校の女子マネージャーが2年間で2万個のおにぎりを作った話

三つ目は健大高崎の盗塁である

 

 

スローカーブに関しては元民放のアナウンサーが「投球術とは呼びたくない」「将来なめた大人になりそう」などといったことをTwitterに書き、ダルビッシュが反論するという出来事があった。

 

実際にスローカーブを投げた後にストレートやスライダーがくるといつもよりも球が速く感じるそうです。だから有効な投球術なんです。実際にプロでも使っている人はいるみたいですしね。

 

 

二つ目、マネージャーのおにぎりについて。このマネージャーは野球部のために高校生活を費やしたいから進学クラスから一般のクラスに移動したそうです。

これに対してネットユーザーが謎の批判。

「野球部の女子マネージャーがお握りを2万個握るために普通科クラスに転籍する。これが美談として消費されるのが日本か。」

「おにぎり。くだらない。高校生なら亊理弁識の力あるだろ。未成年は契約等の法行為で縛られるだけ。社会生活上は充分本人の意向が尊重されるべき。」

 

というよくわからない批判がありました。この批判に対して批判が大殺到。NEWSPICKS

でも話題になりましたね。批判をしている大人達が気持ち悪いという意見が多数でした。僕も同じ意見。

 

 

三つ目は盗塁について。健大高崎が大量リードしているのに盗塁をした。大量リードがある時は盗塁はしないというのは大リーグでも守られている暗黙の掟らしい。これを破ったという批判。

どうしようと勝手だろうと僕は思うけど、例えば負けたチームの地元の方であれば怒るかもしれない。

これについてもNEWSPICKSで話題になりましたね。僕の意見としては「高校野球は1イニングで8点取る事もあるんだから、少しでも気を抜いたらあっという間に逆転される事がある。だから、点を取れるうちに取っておくべき」という意見です。

 

 

甲子園での出来事を通して思うのは、僕ら一般人の意見が発信しやすくなったということです。TwitterFacebook2ちゃんねるはてなブログ、NEWSPICKSなどが登場した事により、昔はテレビを観ながら茶の間で文句を言う事しか出来なかったけど、今は違うんです。茶の間で文句を言うようにみんなTwitterに書いているんです。時代は変わりましたね。

 

正直言って、甲子園批判に対して賛同出来る物は一つも無くて、不愉快な思いをしました。不愉快に思った人はたくさんいるでしょう。

だからと言ってTwitterなどのネットが悪いとは僕は思っていなくて、ネットを扱う人の問題だと思っています。

発信しやすくなったのは「良いこと」とも「悪い事」とも思いません。単純にそうなっただけの話です。

 

 

例えるならば、他人の悪口を人前で堂々と言っているようなもの。

匿名の場合にはもっとタチが悪くて、顔は隠しながらも当人には聞こえるように言っているようなもの。

 

ネットを使う人はもう少しモラルを持ってほしいですね。

 

皆さんも気をつけましょう!僕も気をつけます。