「数を撃てば当たる」のではなく「数を撃たないと当たらない」
どうもキョウ(@kiku9113)です。
数を撃たなきゃ当たらない
Twitter→30ツイートして1〜2が伸びる
— キョウ@会社員ブロガー (@kiku9113) 2018年8月10日
ブログ→10記事書いて2〜3記事がよく読まれる
どちらもぼくの経験であって、人によって全然割合は違う。
でも、こうしてみると「数打ちゃあたる」んじゃなくて
「数を打たないと当たらない」気がしてきた。
「数を撃てば当たる」ってよく言うけど、違う気がしてきた。
というのも、この言葉はどこか「質」をおざなりにしている言葉に聞こえるからです。
「一般的なレベルと比べて質は低くても構わないけど、今の自分が出来る範囲で出せるものをたくさん出そう。そうすれば何個かは当たるし、だんだんと当たるものが何か分かって来る。そうすれば、その後は打率も上がってくる」
こういう考え方が大事だと思うし、そうすれば成長するのではないか。と考えます。
そう考えると「数を撃てば当たる」のではなく「数を撃たなければ当たらない」。
もしくは「数を打てば当たるようになる」くらいの表現が適切だと思う。
もともとは「下手な鉄砲も数撃てば当たる」という言葉で使われていて、下手でも多く撃てばまぐれで当たる事もある、という意味。
失敗を恐れてやらない人に使う事が多いと思うけど、その意味でも「数を撃たないと当たらない」の方が適切だと思う。
ファイナルファンタジーもそう
1987年に第1作が発売された、通称「FF」。
今やドラクエと並ぶ国民的ゲームだけど、なぜ名前が「最後の物語」なのか、一度は考えた事があるはず。
当時のスクエアはゲームを作っても売れず営業が傾いていました。
それで次のゲームがヒットしなければ倒産だろう、という事で「ファイナルファンタジー」という名前にしたそうです。
※諸説あります。
特筆すべきは「FF」が登場する前に、多くの売れないゲームがあった事です。
まさに「FF」は多数の売れないゲームの上に出来た、と言えます。
「FF」はスクエアが「数を撃たなければ」決して当たる事もなかったでしょう。
「数を撃てばあたる」よりも「数を撃たないと当たらない」の方がしっくりくる最たる例です。
新作商品は数を撃たないと当たらない
身バレが怖いので具体的に書きませんが、私の勤める会社では毎年多数の新作を出しています。
そのうち、2回だけ日経トレンディで「今年の人気ランキング30」に入りました。
当然かなり売れました。
しかし、どの新作も適当に作って質をおざなりにした訳ではありません!
今出来る範囲で多くの新作を作って、そのうちの2つが大ヒットしたのです。
この二つのヒット商品は多くのヒットしなかった新作があってこそ生まれたものだと私は信じています。
ブログもそう
私はブロガーなのでブログに関して考える事は多いです。
良い記事を書いたと思っても読んでもらえるのは2〜3割です。
それでも、たくさん書いた方が率は変わらなくとも、読まれる絶対数は多くなる事は確信しております。
それこそ「数を撃たないとあたらない」